豊島区の認可保育園の入園に必要な点数って？点数の上げ方やご家庭の教育方針に最適な園の探し方についてもご紹介！

忙しく限られた時間の中で、入園希望の自治体の点数や計算法について調べるのは大変だし、情報も多くてちゃんと出来るかなんだか不安・・・。

こちらの記事では、そんな不安や悩みを抱えた保護者の方へ向けて、保活を行う上で大切な要素である、「点数制度」と「計算方法」、持ち点の上げ方や、目的の自治体の指数の確認の方法から、保活に活用できる便利なサイトなどをまとめましたので、1つずつ一緒に確認していきましょう。

豊島区の認可保育園と利用調整について

まず、認可保育園とは、国の定めた設置基準をクリアしていると認められた保育園のことを指し、入園選考基準は、入園の選考の際、各ご家庭の公平性を確保するために点数を付ける制度のことです。

では、利用調整とはなにか？についてですが、この制度では、基本指数と調整指数の2つの指数に基づいて点数が計算されます。

「基本指数」とは、保護者それぞれの状況によって加算されていきます。

「調整指数」とは、各ご家庭の特殊な状況を考慮し加点、自治体によっては減点されます。

保育園の点数ってなに？保育園入園のカギを握る「点数」の全て

点数計算の仕組みと評価基準

点数の計算となにが評価されるか、見てみましょう。

まず、基本指数についてですが、こちらは、保護者の就労状況や、健康状況などによって点数の加算幅に差が出ます。

例えばですが、保護者が週5日以上フルタイムで長く働いている場合は大きく加算されますし、逆に就労時間が短ければ、少ししか加算されません。

また、保護者の持病の有無や、親族と同居中など、ご家庭の状況などでも増減されるものもあります。

そして、調整指数は、保活を行う上で最も大切で、自治体や家庭の状況によっては、点数が引かれる場合もあります。

実際にどういった場合に増減するかというと、もし入園を希望する保育園にすでに兄弟が在園している場合などは、同じ保育園に通わせることで、保護者の送迎の負担を軽減するために点数が上がります。

そして、どのような状況で点数が引かれるかというと、豊島区では65歳未満で補助的な保育が可能な祖父母と同居していると減点されます。

詳しくは自治体の用意しているこちらのページを、ご確認ください。

まずは、ご自身で実際に計算をしご家庭の持ち点（点数）を把握し、保活にいかしましょう。

点数の合計が高ければ入園の可能性も高くなるので、少しでも点数を増やす行動を表を参考に、保活を行うことが大切です。

また、面接について、入園に影響があるかは明言はされていませんが、お子さんのご家庭での普段の様子や、保護者の服装や所作もチェックをされている可能性は、充分ありえますので、気になる場合は先輩保護者がどのような対策をしたかSNSなどで調べてみましょう。

豊島区では、過去の内定指数がこちらで公開されていますので、参考にしてみましょう。

合格率を高める為には？点数の計算方法は？

合格率を高めるには持ち点（点数）を増やすのが確実です。

また、実際にご家庭の持ち点がいくつあるのか計算をし、現在の点数がどれだけあるのか把握をすることも大切になります。

基本指数を計算する場合は両親それぞれの合計で算出されます。例えば豊島区の場合は、お父さんの就労が月160時間以上の就労を常態だと20点となり、お母さんの就労が月72時間以上96時間未満の就労を常態 10点なので、20+10で合計30点となります。参照

調整指数は、ご家庭の状況や自治体によって、増減します。
例えば、入園先に兄弟姉妹が在園している場合だと2点となり、65歳未満で補助的な保育が可能な祖父母と同居をしていると-4点となり、2+-4で合計-2点となります。そして、例題の基本指数（30）と調整指数（-2）を計算した数（30+-2）=28点が現在の合計指数となります。

そして、実際に基本指数と調整指数を計算した結果、同一指数となることもあると思います。同一指数となった場合に豊島区では14項目の優先順位があり、そこから入園の順番を決定します。例えば下のような優先順位が設定されており、同一指数を避けるためにも、少しでも点数（持ち点）を増やすことが重要になってきます。

（順位) （条件）

1　豊島区民である。

2　急性が非常に高く、特別な配慮が必要と認められる世帯。

3　入園申込みである

等があります。参照

では、実際になにをすれば点数が増えるのでしょうか？

例えば基本指数を加点したい場合は、上の例を元に例えると、単純にお母さんの就労時間をお父さんと同じように、就労が月160時間以上の就労を常態に増やせば20点となり、（20+20=40）基本指数の合計が40となります。

そして、調整指数の場合は、祖父母と別居すると、-4点がなくなり調整指数の持ち点が2点となります。

なので合計指数を計算しなおすと、40+2で持ち点42となり、先ほどの計算例の28点よりも14点ほど増えたことになります。

なので保活を計画的に行う際は豊島区が公開しているこちらのページを元に実際に計算をし、より具体的な持ち点把握し、なにか加算できる項目がないのかを調べ、ご家族どうしで、しっかりと話し合い、どのような対策をするのか決めましょう。