保活するうえで気になるのが点数ですよね。
「自分は何点なの?」「点数が低くて不安、、」
そんな疑問や不安があると思います。
本記事では、中央区認可保育園の入園に必要な点数や点数の上げ方、最適な保育園選びについて紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
中央区の認可保育園と点数制度について
中央区の認可保育園の点数制度について簡単に説明します。
中央区は、中央区利用調整基準表に基づき、世帯ごとに「基本指数」を付けます。
ひとり親世帯などの事情がある場合は「調整指数」を加算します。
点数計算の仕組みと評価基準
中央区の点数計算の仕組みと評価基準について解説します。
保活を進める上で重要になりますので必ず確認しましょう。
基本指数と調整指数
・基本指数とは
自身の状況(就労状況・健康状態・介護が必要な家族の有無など)のことをいいます。
保護者が2人のときは指数を合算し、保護者が1人のときはその指数に20を加えます。
中央区のフルタイム勤務の定義は「月20日以上の就労日数かつ7時間以上の就労を常態としている」とされており、親1人のフルタイムが20点換算となり、合計40点がフルタイム共働きの点数になります。
・調整指数とは
児童の属する家庭の状況に応じて、保育の必要な状態をさらに明確にするために設けた指数(点数)で、保育所入所基準による基本指数に必要に応じて加算又は減算するものです。中央区の調整指数は、加算指数が14項目、減算指数が3項目に分かれています。
基本指数と調整指数の合計が高い順番に並べられます。同一指数の場合は「優先順位」に基づき順位が決定されます。
例 1位(指数)基本指数 40 点
(優先順位)養育児童2人・区在住期間 200 日
2位(指数)基本指数 40 点
(優先順位)養育児童1人・区在住期間 200 日
3位(指数)基本指数 39 点
(優先順位)単身赴任・養育児童2人・区在住期間 400 日
3位の優先順位は他より高いですが、指数が低いので順位が下です。
詳しい点数詳細は令和6中央区保育園ごあんない 1章内のP31~33をご確認ください。
点数と入園の関係
点数が高いほど入園可能性が高くなります。
点数以外にも選考基準があり、面接、家庭訪問等で総合的に判断されます。
また、利用調整においては選考指数が同一の場合、以下の優先項目等により総合的に判断されます。
1 利用者負担額の階層が生活保護費受給世帯と同程度の世帯(階層区分A・B・C・D1・D2までの順とする。)
2 ひとり親世帯
3 父又は母が会社命令による単身赴任となった世帯
4 保護者または子ども(申込児童を除く。)が、1か月以上の入院・常時病臥の場合
5 保護者が身体障害者手帳1~4級、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持する場合
6 子ども(兄弟姉妹を含む。)が、身体障害者手帳1~4級、愛の手帳、精神障害者保健福祉手帳を所持する場合
7 区内の認可保育所に兄弟姉妹が在籍している場合
8 兄弟姉妹同時入所申込(未入所児が3人以上又は双子の世帯)の場合
9 保護者が認可保育所・認定こども園・地域型保育事業所・認証保育所・企業主導型保育事業所で、児童の保育に従事又は従事する予定がある場合
10 養育している子ども(小学生以下)の人数の多い世帯
11 中央区に継続して在住している期間が長い世帯(保護者の在住期間が異なる場合は長い方を基準とする。)
12当該年度分(当該年度の4月から8月までの利用調整にあっては前年度分)の区市町村民税所得割課税額が低い世帯
合格率を高める為には?点数の計算方法は?
中央区の保活で合格率を高める方法をご紹介します。
・4月入園を狙う
4月は進級する月なので、持ち上がりの児童がいても途中入園よりは枠が空きます。途中入園は枠が空かない限り募集されないので、4月入園が一番入りやすいと言えます。
・産後すぐに預けられる保育園に入園申請
0歳児は生後57日以降であれば入園できる保育園があります。また、調整指数の条件に「申込児が居宅訪問型保育事業(待機児童向け)を利用している場合(2歳児クラス以降の加算は2歳児クラスの4月入所から適用)」と記載があります。
0・1歳児クラス申込児に加算 +1 / 2歳児クラス以降申込児に加算 +3
・認可保育園入園前に認可外やベビーシッターに預ける
中央区では、調整指数の条件に「就労等(育児休業中を除く)の理由により申込児を無認可保育施設等(認証保育所、企業主導型保育事業所を除く)に申込締切日現在2か月以上有償(週3日以上・1日4時間以上の契約)で預けている場合」と記載があります。
申込児に加算 +3
このように、入園時期を早めたり、1点でも多く持ち点を増やし、計画的に保活を進めていくことが合格率を高める方法となります。
情報収集や保活で後悔しないためのポイント
保活をするうえで欠かせないのが情報収集です。
保活で後悔しないためにも、チェックするポイントをまとめました。
公式情報:中央区の保育・幼児教育についてのホームページはこちら
子育て支援センター:中央区には子育て支援センターが3つあります。
子ども家庭支援センター「きらら中央」
子ども家庭支援センター十思分室
子ども家庭支援センター日本橋分室
口コミサイト:保活をするうえで、保育園の口コミサイトはとても便利です。園見学だけではわからないことや園の様子がわかることがあります。しかし、保育園も相性があったり、実際通ってる人の話をきくと口コミと違う、ということもあります。
口コミサイトはあくまでも参考程度にし、自分の目で見て判断するようにしましょう。
経験者の声:子育て支援センターなどで、保育園に通っているお子さんのパパママのお話はリアルな体験談でとても参考になります。また、ブログ、SNSを活用するのもひとつです。
園見学:園見学をして、雰囲気、保育内容、設備を自分の目で見て確かめることが大切です。不安や疑問点があれば、その場で確認しましょう。
保育園の入園スケジュール
中央区では、4月入園を例年10~11月に申込を実施しています。5月以降の入園は随時行っているので、各月の入園申込締め切りまでに申込をしましょう。
保育園の選び方
中央区内には多くの認可保育園があります。見学や情報収集をしっかり行い、お子様に合った保育園を見つけましょう。また、必ずしも認可保育園に入園できるとは限らないので、認可外保育園も視野に入れて見学しておくと安心です。
役立つ情報とリンク集
保活の情報収集に役立つリンクをまとめました。
ホームページ:中央区ホームページ/保育園・幼稚園など
中央区子育て支援センター:中央区ホームページ/子ども家庭支援センター
厚生労働省: 保育所ってどんなところ?
まとめ
中央区の保育園の点数制度を理解し、情報収集とコミュニケーションを積極的に行うことで、納得のいく保育園選びを実現することができます。このガイドを参考に、不安を解消し、子どもにとって最適な環境を見つけましょう。
子どもと笑顔あふれる保育園生活を送りましょう!