「保育園の申し込みって、複雑そう」なんとなく、そう感じる方もいるかもしれません。
しっかりと申し込み時期や必要書類などを確認し、着実に準備していきましょう。
墨田区保育園申し込み:完全マニュアル
申し込み時期とスケジュールから、必要書類、選考の仕組み、園の選び方まで、保育園申し込みに必要な要素をギュギュっとまとめました!
申し込み時期とスケジュール
4月入園の場合
・一次申し込み
令和5年11月22日 申し込み開始
令和5年12月1日 郵送、電子申請締切
令和5年12月8日 窓口での申し込み締切
令和6年2月上旬頃 利用調整結果通知
・二次申し込み
令和6年2月19日 郵送、電子申請締切
令和6年2月26日 窓口での申し込み締切
※二次申し込みの利用調整結果通知時期は不明です。
詳細が知りたい場合は、子ども施設課 入園係(03-5608-6152)へお問い合わせください。
必要書類と準備方法
・教育・保育給付認定申請書 兼 保育施設(入所・転所)申込書
・お子様の状況について
・重要事項確認書兼同意書
・申請者(保護者)のマイナンバー(個人番号)確認書類・本人確認書類
・1月から3月までの保育施設入所希望確認書(4月二次申込み以降は提出不要)
保育園の入園、転園に必要な書類は、こちらのページでダウンロードできます。
必ず必要な書類、状況に応じて必要な必要な書類(既に認可外保育質等を利用している、出生前申し込みをする等)などがあり、該当する必要書類は世帯の状況により異なります。
必要書類は「認可保育施設利用申込みのご案内(令和6年用)」(P.11~13)をご確認ください。
点数制度と入園選考の仕組み
保護者の就労状況などに基づく基準指数、家庭やきょうだい状況に基づく調整指数を合算し、点数が高い方が入園しやすい仕組みになっています。
合計指数が同じだった場合は、家庭状況による保育の緊急性や所得、基準指数単体での比較など予め決められた優先順位に基づいて、優先順位が高い順に内定します。
詳細は、「認可保育施設利用申込みのご案内(令和6年用)」(P.25~27)をご確認ください。
人気園の傾向と対策
安定の区立保育園、駅に近く通勤にも便利な園は人気が高い傾向にあります。
墨田区は、申し込みの順番が早い遅いは関係なく、指数で選考されます。
そのため、できるだけ指数、特に基準指数を高くしておくことが希望園に入るコツです。
墨田区の場合、例えば同じ週5日以上勤務でも、週40時間以上就労しているのか、週37時間以上就労しているのかという3時間の差で基準指数が変わってきますので、できるだけ保護者の勤務時間を長くしたいところです。
とはいえ、家庭の事情によっては難しいかもしれませんし、同じ合計指数だった場合の優先順位事項の1つが保護者の墨田区居住期間で、下町エリアで子どもの頃から住んでいる方も多いため、途中から墨田区に転入した家庭は不利になるという事情もあります。
以下のページを見ていただくと、下限合計指数が、基準指数MAX値+調整指数あり、かつ昭和から居住されている家庭もあり、園やクラスによっては、調整指数なし+ここ数年以内住み始めたようなケースは入園はほぼ不可能に近い状態になっています。
令和5年4月入園の第一次利用調整結果(入所下限合計指数) 墨田区公式ウェブサイト (sumida.lg.jp)
自分の指数を考慮した上で申し込むということも必要になりそうです。
認可外保育施設との比較
認可外保育施設は、認可園のような指数制度による選考がなく、利用時間や料金が比較的自由となっています。
認可外保育施設は申し込みも各園独自に行われますので、気になる園があればそれぞれ確認しましょう。
認可外保育施設 墨田区公式ウェブサイト (sumida.lg.jp)
知っておきたい!保活のポイント
ニュースでも話題になることの多い保活。なんとなく不安を感じる方も多いかもしれませんが、保活のポイントを抑えて、不安を安心に変えていきましょう!
早めに準備を始める
申し込み順番が選考に影響することはありませんが、締切に間に合うことはマストです。
申し込み時期は早めに確認し、必要書類は早めに準備するようにしましょう。
情報収集を徹底する
手続きの方法や不明点は、区のホームページや子どもセンターを見たり、窓口で聞いて見たりしましょう。
保育コンシェルジュによる保育サービス相談
認可保育施設入所に係る電子申請の手続き
複数の園を検討する
多くの場合、複数の園に申込することになると思います。
その際、可能であれば第一希望、第二希望の最低2つは園見学に行ってみて、比較していただきたいと思います。
先生方の雰囲気、園内の様子、子どもたちの持ち物(着替えの服等)の管理の仕方等々、かなり違いがあることに気付くと思います。
ホームページ上の情報だけでは分からなかった「この雰囲気好きだな」「ここには子どもを通わせたくない」などの気持ちが出てくることもあり、見学することで希望順位が変わることもあると思います。
質問は遠慮なく
不安なことは、区役所や子ども施設課入園係に相談しましょう!
4月入園の申込締切間近になると窓口が込み合いますので、相談も早めにするのがオススメです。
不安を解消!よくある質問
公式ウェブサイトを読んでみたけれど、文量が多くてどこに書いてあるのか分からない…
そんな方に向けて、よくある質問をまとめてみました。
指数が低くても入園できますか?
墨田区は指数が第一優先事項となるため、指数が低い場合には人気園を避けることをオススメします。
令和5年度4月入園では、30点未満でも入園できた方がいたようです。
令和5年4月入園の第一次利用調整結果(入所下限合計指数) 墨田区公式ウェブサイト (sumida.lg.jp)
育休中の申し込みはどうすれば?
育休中の場合は、就労証明書の代わりに育児休業確認書を提出します。
復職後には、復職証明書が必要になりますので、お忘れなく!
兄弟姉妹の加点はありますか?
墨田区では以下の兄弟姉妹調整指数加点があります。
・申し込み児童が双子以上である
・兄弟姉妹が利用している認可保育所等に入所申込みの場合
・2人以上の児童が同時に申し込む場合
また、基準指数、調整指数の合計が同じだった場合の優先順位に以下があります。
・養育している子どもの人数の多い世帯
役立つ情報とリンク集
保育コンシェルジュによる保育サービス相談
認可保育施設入所に係る電子申請の手続き
墨田区福祉事務所 子ども施設課 入園係
〒130-8640 墨田区吾妻橋一丁目23番20号(区役所4階)
電話:03-5608-6152(直通) ファックス:03-5608-6404
電子メール:KODOMO@city.sumida.lg.jp
まとめ
子どもが長い時間を過ごす保育園なので、子どもに合った保育園を選びたいという気持ちの他、保育園に入れるかどうかで家計設計やキャリアプランなどが大きく変わってくることも多いため、入れるかどうか不安な気持ちも抱えていらっしゃる方が多いと思います。
しっかりと事前に情報収集し、準備することで、お子様にとってはもちろん、保護者にとっても最適な保育園を見つけましょう!